くまもと公園図鑑
熊本県内各地の公園や運動施設に訪れ、写真中心に施設のポイントをまとめていきます。
今回は、宇土市の「轟水源(轟泉自然公園)」に行ったときの記録です。
轟水源のアクセス
場所
・ 熊本県宇土市宮庄町(Googleマップ)
・ 入り組んでいて狭い道が多く、場所は少し分かりにくい。
駐車場
・ 轟水源の前に第一駐車場、水源の先に第二駐車場がある。収容台数は、5〜6台程度ずつ。
・ どちらの駐車場も、アスファルト舗装された駐車場ではなく、砂利の空き地のようなスペース。
・ 駐車料金は無料。

・ 轟水源から徒歩数分の場所には、水源前広場の駐車場が15台程度ある。

轟水源の施設
案内図

水源
・ 環境省選定の日本名水百選に選出される水源。
・ この轟水源を導水して総延長5㎞になる「轟泉水道(ごうせん水道)」は、現役の上水道として日本最古の歴史を持つ。
・ 水汲みに来る人もいるが、夏は子どもたちの水遊びスポットとして賑わう。
・ 犬との水遊びは禁止。

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菖蒲園
・ 轟水源の先、第二駐車場の前には、菖蒲園がある。花しょうぶの見頃は、5月下旬から6月上旬。
・ 花しょうぶの周辺には、やや時期は早いが、あじさいが綺麗な場所もあった。


宇土市大太鼓収蔵館
・ 菖蒲園の前には、江戸時代から明治時代にかけて使われた「雨乞い大太鼓」が26基収蔵し、宇土市の雨乞い太鼓の歴史を紹介する場所がある。
・ 開館時間は、9時から16時半。休館日は、月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)と年末年始。
・ 入館料は一般が100円、小中学生が50円。

轟泉自然公園
・ 大太鼓収蔵館の先には、細川家の御廟や轟水源の資料館があり、桜の名所としても親しまれる轟泉自然公園がある。

・ 轟泉資料館の営業は、火曜、木曜、日曜と祝日のみ。また、年末年始は閉館。

訪れての感想
地域の水源
轟水源は観光地感が薄く、夏休みに近所の子どもたちが水遊びに来るような、地元の人のための場所という感じでした。
水源の先にある菖蒲園や桜が綺麗な場所とセットで、観光地として整備しないと、轟水源だけでは、やや物足りないです。
「名水百選の水源」ということで、白川水源のような観光地をイメージして行くと、少しガッカリすると思います。
水源で水汲みはできますが、リスクヘッジなのか、煮沸して利用するよう促す看板が設置してありました。
徒歩圏内にコンビニは無く、最寄りのコンビニや飲食店は、車で5分程度の宇土市中心部にあるので、水遊びで長居する場合などのランチは、事前検討がオススメです。
近年は、トトロっぽい造形物がフォトスポットとして話題ですが、轟水源と一緒に管理されているものではないので、見られたらラッキーぐらいで訪れたほうが良いと思います。