一本松公園 (熊本県山鹿市)高低差のある桜の花見スポット

くまもと公園図鑑

熊本県内各地の公園や運動施設に訪れ、写真中心に施設のポイントをまとめていきます。

この記事では、一本松公園の施設やアクセス情報、利用料金などを紹介します。

アクセス

場所

  • 熊本県山鹿市鹿本町高橋125(Googleマップ
  • 県道9号線沿いから入った場所や、道を曲がって登っていった場所に駐車場がある。周辺の道は整備されている。

駐車場

  • 一本松公園の駐車場は、石のかざぐるまの近くに80台程度、テニスコートの前に60台程度、子ども広場の前に10台程度ある。
  • いずれも駐車料金は無料。

一本松公園の駐車場

石のかざぐるま

  • 一本松公園のシンボルのようで、公園がある高台の頂上付近にある。
  • 公園のある鹿本地域が、うちわの産地だったため、風つながりで建てられた。
  • 中央の風車は、高さ5.5m、羽の直径が2.2m、重さが16トンで、スペイン産の赤みかげ石でできているが、少しの風で回っていた。
  • 回転力は自然の風だけで、風速3m程度で回る。

石のかざぐるま

ローラーすべり台

  • 全長91mの長いスライダー。
  • 専用マットを近くの特産品販売所で、有料で貸出をしていて、それを使わないといけない。料金は、2時間130円。

ローラースライダー

農村広場

  • ローラーすべり台の隣は、棚田のような広場になっていて、すべり台や砂場など、若干の遊具がある。

農村広場

テニスコート

  • 棚田の芝生広場の下には、砂入り人工芝3面のテニスコートがある。
  • テニスコートの利用時間は、9時から21時30分まで。
  • テニスコートの利用料は、1面1時間640円。
  • 照明を使用する場合は、1時間390円の加算。

一本松公園テニスコート

茶臼塚古墳

  • 石のかざぐるまの近くにある古墳。
  • この古墳の上に一本の松が植えられていたことが、公園の名前の由来になっている。
  • 古墳の上にあった松は枯れてしまい、現在は古墳の内部を保護するために、古墳の外に一本の松が植えられている。

茶臼塚古墳

草スキー場

  • ローラーすべり台と同じように、上にある特産品販売所で受付をして、指定のソリを使わないといけない。
  • ソリの利用料金は、1時間130円。

草スキー場

小町塚古墳

  • 約1500年前、4世紀後半から5世紀前半に造られた茶臼塚古墳の後に造られた円墳。
  • もとの大きさは直径23.7mあったとされ、その大きさを今は砂利で表示してある。

小野町塚古墳

子ども広場

  • アスレチック遊具や大きなザイル遊具などがある。
  • 水遊びができる親水広場は、震災の影響で点検整備ができておらず、水が出ない状態だった。

子ども広場の遊具
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一本松公園キャンプ場

  • 4月から10月の期間は、テントキャンプができる。利用時間は、14時チェックイン、11時チェックアウト。
  • バーベキュー施設は、年末年始の休園日以外は、年中利用できる。バーベキューの利用時間は、9時から21時まで。
  • テントキャンプの料金は、1張1泊につき、10人用テントが6,400円、5人用テントが3,840円。
  • バーベキュー施設の利用料は、1回1,280円。テント利用者は無料で利用できる。
  • 予約、問い合わせは、公園の管理事務所(電話:0968-46-5841)。

一本松公園キャンプ場

桜の風景

  • 園内は、色んな場所で桜が咲き、お花見に向いた場所も多い。

お花見広場

テニスコートと桜

訪れての感想

課金が多い公園

一本松公園は、高台にある公園で、その高低差を利用したローラーすべり台や草スキー場、県指定文化財の津袋古墳群、テニスコートやキャンプ施設などがある大きな公園でした。

春は桜が綺麗で、お花見スポットとしても賑わう場所です。

犬を連れて遊ぶ人もいましたが、キャンプ場は犬の連れ込み禁止の看板がありました。

遊具あり、自然あり、歴史、芸術、スポーツなどの要素もあって、多様性に富んだ良い公園です。

ただ、小さな課金が多くて、煩わしいという弱点があります。

ローラーすべり台のマットや草スキー場のソリなど、他の地域の大きな公園では無料のものが課金してあり、料金は少額ですが、その管理棟が高台の上にあるので、借りて返却する手間が大きく面倒です。

ちょっとした差ですが、快適に利用できる公園かどうかの差につながるので、「オススメの公園」とは言いづらい場所でした。