「鼻ぐり井手公園」くまもと公園図鑑
熊本県内各地の公園や運動施設に訪れ、写真中心に施設のポイントをまとめていきます。
この記事では、鼻ぐり井手公園の施設やアクセス情報などを紹介します。
鼻ぐり井手公園のアクセス
場所
・ 熊本県菊池郡菊陽町曲手(Googleマップ)
・ 県道209号線から少し下りた場所にある。周辺の道は整備されている。
駐車場
第一駐車場
・ 鼻ぐり井手公園前の駐車場は、20台程度の収容台数がある。
・ 奥には、臨時駐車場らしき芝生のスペースもある。収容台数は40台ぐらい。
・ 駐車料金は無料。

第二駐車場
・ 少し離れた菊陽南小学校の前に第二駐車場が準備されている。
・ 駐車料金は無料。

バス
・ 鼻ぐり井手公園の近くにバス停は見当たらなかった。
鼻ぐり井手公園の案内図

鼻ぐり井手公園の遊具広場
複合遊具
・ 遊園地のちょっとしたアトラクション並みの大きなコンビネーション遊具。
・ 大小さまざまなすべり台があるので、小さい子から大人まで楽しめる遊具になっている。

幼児向け遊具
・ 小さい子が遊びやすいよう、高さが抑えてある遊具や砂場などもある。菊陽町は人参推し。

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鼻ぐり井手公園の多目的芝生広場
・ 緩やかな斜面になった大きな芝生広場。

・ 外周はゴムチップ舗装されていて歩きやすい。バリアフリーになっているので、ベビーカーなども持ち込みしやすい。

鼻ぐり展望所
・ 「馬場楠井手の鼻ぐり」が見られる場所。眺めると言うよりは、崖下を見下ろす感じ。
・ 見ていると、水が渦を巻いていて地味に面白い。

馬場楠井手の鼻ぐり
・ 加藤清正の時代に築かれた灌漑用水路。
・ 「鼻ぐり」と呼ばれる独特な工法が用いられている。牛の鼻ぐり(鼻輪)に似ていることが由来。
・ 阿蘇由来の白川から取水する井手は、火山灰土砂が多く含まれ堆積するため、それを排出する維持管理が必要。この区間は井手底から地上まで約20mにもなり、人力で排出するのが困難。
・ そこで水の力と岩盤を利用して、川底の土砂の堆積を防ぐ独特の構造を考案。掘削のときに、数メートルおきに岩盤の壁を残し、その下に半円型の水流穴をくり抜いた。
・ 流れる水は岩盤の壁にぶつかり、流れが変化して渦を巻き、土砂を巻き上げながら次の穴に排出されることで、川底に土砂が堆積しない構造になっている。

トイレ、休憩場所、自販機
・ トイレは2箇所。馬場楠井手鼻ぐりの展望所近くと、交流センターという公園管理施設の中にある。
・ 交流センターのトイレには多目的トイレもある。
・ 休憩場所は、屋根のある場所が遊具コーナーの近くにあり、芝生広場の周辺にもテーブルベンチが並ぶ。
・ 自販機は、交流センターの外と中にある。

訪れての感想
トイレの充実が必要

鼻ぐり井手公園は、大きなコンビネーション遊具と芝生広場のある公園です。
ドッグランはありませんが、広い芝生があるので、犬と一緒に遊びに来る人も見られました。
芝生広場の前には、鼻ぐり井手祭りなどでイベントステージになる屋根付きのスペースもありました。
遊具充実の綺麗な公園なので、熊本市のベッドタウン化などで人口が増えている菊陽町で、どんどん人気が出そうな場所です。
ただ、そんな大きなポテンシャルに対応するには、駐車場とトイレが少ないなと思いました。
遊具コーナーはちょっとした丘の上にあるので、トイレのために丘の下の交流センターまで行って、また丘を上がって戻るのは煩わしいです。
コンビネーション遊具の背後のスペースにトイレがあると、丘の上と下にそれぞれトイレがあるような感じになって良いなと思います。
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鼻ぐり井手公園の基本情報
住所 | 熊本県菊池郡菊陽町曲手436-1 |
時間 | 交流センター:8時30分〜17時 |
休日 | 交流センター:火曜日 |
電話番号 | 096-232-8644 |
Webサイト | 菊陽町文化財ツーリズム |
備考 | – |